- October 19, 2008 10:11 AM

音楽療法ベンチャー(?)、株式会社リリムジカの提供する
大人向けの楽器ワークショップ「リラムジカ(RelaMusica)」の
テストサービスに参加してきました。
ハンドベルのような音色の、トーンチャイム(写真)。
お盆型で波音が聞こえる、オーシャンドラム。
卵形できれいな砂の音がする、エッグシェーカー(タマラカス)。
小さな鐘の澄んだ音を出す、フィンガーシンバル。
雨の音がする長い棒、レインスティック。
リラムジカのメイン・ワークは、
これら20種類以上のちいさな楽器を組み合わせて、
ふたつの表現をつくること。
仕事の内容やスタイルに関する、「現状(課題)」と「理想」。
参加者は4人。
フィンガーシンバルとタマラカスを組み合わせて
「情と理のバランス」を表現する人や、
太さの違うレインスティックで「自分の芯の強さの向上」を
表現する人。
大きなタンバリンに鈴をいくつも入れて、他の参加者に配る、
という分かち合いの表現は、複数回出てきました。
2つのシーンを表現する中で、他の参加者の表現から
インスピレーションを得て、表現の幅がぐんと広がったり、
お互い感じたことを共有する中で、意図しなかった解釈に
気がついて、心の奥にあるものが無意識に
表現にしみ出ていることにはっとしたりします。
参加者同士のフィードバックを通じて、
いま抱えている課題の本質に気付き、
めざす理想のイメージ(ビジョン)がより明確になり、
ビジョンを実現するための行動(アクション)に集中すること。
癒しと課題解決の効果は、確かにあったと思います。
* * *
音楽の力を利用して、心身の健康回復を促進する音楽療法を
なやめる仕事人たちの悩みを解消することに応用した
「リラムジカ(relax + music)」というワークショップ。
ですが、音楽(sound/music)の力だけではなく、
楽器(instrument)の力を最大限に活用した場づくりだと感じました。
わたしはトーンチャイムに一目ぼれしたのですが、
きれいな音、面白い音の出る楽器は、手にするだけで
ポジティブな気持ちにしてくれるもの。
また、心の状態を音で表現するだけではなくて、
オーシャンドラムを立てて「壁」に見立てたり、
タマラカスを10個ぐらい放射状に並べて「波」を表現したりと、
見立てによる表現の幅が広がる効果も見逃せません。
寸劇風の表現は、ワークショップの中でよくある手法ですが、
楽器という、力のある触媒を使うだけで、表現は
はるかに取り組みやすく、深みのあるものになることを
体感した3時間でした。
* * *
荻窪仲通りにオフィスを構えるリリムジカは、
柴田・管というふたりの同世代経営者による、冒険事業です。
音楽療法は、とてもニッチでマイナーな分野ですが、
治療(therapy)の文脈だけではなく、企業研修の素材としても
十分通じる技術だと思うし、
ワークショップを繰り返して、場作りの力を伸ばしていったら
かなり面白いチームになっていくのではないかと期待しています。
がんばれリリムジ!
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