- November 2, 2008 10:55 PM

芝居は、心を描写するもの。
第二外国語のクラスの先輩が出ていた縁で、6年ぐらい
ほぼずっと観続けている、小劇場系の劇団
【ひょっとこ乱舞】の記念すべき第20回講演
を観てきました。
今まで観てきた中でも、特に難解な印象を受けたのですが、
アフタートークに出演されていた、劇作家の別役実という方が
楽しむ視座を提供してくださいました。
それは、collage(コラージュ)という技法。
異なるものをぶつけ合わせ、混合して、あらたな空間を創ること。
宇宙感覚(SF)と、日常感覚の衝突。
構成舞台とリアルのコラージュ、抽象と具象の混交。
「虫眼鏡と望遠鏡、どっちの視点も使いながら、それ以外使わない」
という言い方もされていましたが、
細部のリアリティと、ぶっ飛んだ宇宙の描写の壮大さが
乖離せず、うまいところでつながっている。
アフタートークの中で、主宰・広田さんが語っていた、
描きたかったもののひとつは、
「無前提に生きていく」、いのちを無前提に肯定したい、ということ。
メリハリのよく利いた声とセリフ(特にチョウソンハとコロは卓越してる)
の中で、ぐっと奥深くに存在する「孤独」と
がっつり向き合うシーンがいくつもあり、引き込まれました。
そんな視点で観てみるのもいいかもしれません。
昔はほんとちっちゃな劇団だったのに、最近は大きな劇場でも
予約はけっこう埋まってます。
* * *
2回観て、かなり好きだった前回公演「愛にキて」の映像版が
テアトルプラトーのi-mode公式サイトにて現在放映中。
ドコモの方は是非。
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