Pages Navigation Menu

For Creative Communication

[転職のご報告]非営利セクターへの転向(というか、回帰)


このたび、3年強お世話になったデジタルフォレストを退社し、2010年6月より、NPO法人サービスグラントの専従職員として働くことになりました。

サービスグラントは、今年「プロボノ」というキーワードの仕掛けに成功し、成長フェーズに入っています。当面の課題は、380人からいるスキルボランティアに活躍の機会を得てもらうこと。そして、規模を拡大しながら、プロジェクトの品質を保ち、成功を担保する(バランスをとる)には、さまざまな点で「しくみ化」が必要です。成功のカギとなる「進行ガイド(Taprootにおける “Blueprint”)」のブラッシュアップや、ボランティア同士のコミュニケーション促進、事務局のキャパシティ向上など、やるべきことがたくさん出てきました。

拡大期におけるもう一つの課題は、経済的な持続可能性。これまで代表が霞を食って(笑)進めてきた事業が、有給スタッフを抱える組織としてサステナブルであるためには、収益部門の立ち上げが急務です。企業との協業の中で、サービスグラントのしくみがどれだけ価値を提供できるのか。企業向けプログラムはまさに走り出したところで、着実に積み上げていくべき時期にあります。自分の役割は、まさに「プログラムマネージャー」として、事業のエンジンとなることです。

 †

100人の会社(しかも超大企業の傘下)から、専従3名の小規模ユニットに移ることは、不安定ですが、とてもチャレンジングで、わくわくします。また、これまでの専門はWebとマーケティングの領域が中心でしたが、さらに汎用的な、マネジメント・リーダーシップ・経営に関わる部分で、経験を積んでいくことになりそうです。

スキルボランティアの力で世の中が変わっていく道をつくること、そして、関わる人にとって歩きやすく、最大出力のスピードが出せるような環境整備を行うこと。これらを志向して、最近はキャッチフレーズを「みちをつくる人」にしてみました。土木工学(社会基盤学)を専攻した大学で、物理的な道路の敷設の話を聴く一方で、評価論や中間支援組織(インターメディアリ;NPOを支援するNPO、マッチング機構)の重要性を学び、傍ら「社会起業家」と呼ばれるNPOでインターンをしてきた文脈が、なんとなくつながって、今があるように感じます。

 †

これまでずっと、NPOセクターとの関わりは、本業以外の自己実現の場(パラレルキャリア)として存在してきましたが、これからは公私混同でがんばるぞ、という感じです。勤務形態もかなり変則的になりそうですが、家庭と仕事、そしてサードプレイス(家でのおもてなしやリーラボ、また新たな場に関わるのかも)のバランスをうまく取りながら、面白いことを仕掛けていきたいと思います。文脈が重なる方、メールtwitterfacebookでぜひ声をかけてください。

コメントを残す