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For Creative Communication

Re: TED talkの歩き方

友人のKei (@remore) が「TED talkの歩き方」というエントリーをポストしていたのに便乗して、最近繰り返し聴いているTED Talksを紹介します。TEDの動画は、日本語訳がついているものでも363にのぼり、日々追加されています。TEDの海を泳ぐには、キュレーション (curation)=テーマに沿って、選んで、整理して、提示する作業がとても重要になってきます。

以前「実践!TEDで英語学習:Podcast版の3つの優位性」というエントリーで書いたように、このところiPhone+Podcastで、毎日の通勤時間を英語のインプットに充ててきました。Podcastをまとめてダウンロードして、ほぼアトランダムに聴いている中で、「これは!」と思ったものを5本選んで紹介します。いずれも日本語訳がついていて、Podcastでダウンロードできます。

Sir Ken Robinson: Bring on the learning revolution! – Ken Robinson (2010)

ケン・ロビンソン卿:教育に革命を!

What we need — and the word’s been used many times during the course of the past few days — is not evolution, but a revolution in education. This has to be transformed into something else.
(必要なのは教育の「進化」ではなく 教育の「革命」なのです。教育は 全く別のものにならねばなりません。)

創造性を引き出す教育についての話ですが、観客を笑わせるユーモアと、真面目なメッセージのバランスが絶妙で、圧倒的にかっこいいスピーチです。最後のイエイツの詩!
ケン・ロビンソンは、TED2006で “Ken Robinson says schools kill creativity” と題する講演を行い、それが400万回以上ダウンロードされたという伝説のスピーカーだそうです。18分間のヘヴィー級ですが、教育分野に興味のある人は必聴。

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Michael Sandel: The lost art of democratic debate

マイケル・サンデル:失われた民主的議論の技術

白熱教室 on TEDTalks。ベストセラー『これからの「正義」の話をしよう』で一躍有名になり、先日本郷で「白熱教室」の東大版をやった、サンデル教授のスピーチです。「最高のフルートは誰の手に」「ゴルフの目的は歩くこと?」などを議題に、会場との掛け合いを取り込んだ構成になっています。”art of democratic debate” は、これからの日本人に特に必要なことですね。

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Tim Berners-Lee: The year open data went worldwide

ティム・バーナーズ=リー 「オープンデータとマッシュアップで変わる世界」

さまざまなデータを組み合わせて視覚化することで、価値のある情報を作り出すことの事例紹介。ハイチの地震があったあと、地理情報と衛星写真を使って、オープンな地図が作り出され、それが救援活動に役立った話は圧巻です。
英語学習という点では、早口すぎてディクテーションはお勧めしない(笑)のですが、World Wide Webの創始者であるティム氏の勢い、最新の技術、マッシュアップの具体的な事例の話は、引き込まれ、わくわくします。
6分以内のショートバージョンで、短距離走の爽快感があります。最後のワンフレーズ “We have only just started!(我々はまだ第一歩を踏み出したばかりです)”には、心震えます。

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Lies, damned lies and statistics (about TEDTalks) – Sebastian Wernicke

セバスチャン・ワーニック「TEDTalksにまつわる真っ赤な嘘と統計の話」

「TEDTalksを統計的に分析して、最良のTalkと最悪のTalkを作り出す」。すさまじいユーモアで、観客はもう笑いっぱなし(ところどころ、撮影者のものと思われる、低音近距離の笑い声が入っているのが面白い)。これも6分のショートバージョンですが、喜び過ぎて途中何回も拍手が入ります。内容云々よりも、知的なユーモアのありようと、観客を笑わせる間の取り方についてたくさんの示唆が得られます。

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Tan Le: A headset that reads your brainwaves

タン・レイ 「脳波を読むヘッドセット」

ディクテーションの1本目に選んだのがこのTalkでした。ベトナム生まれのオーストラリア人であるタン氏の英語は本当にはっきり聞き取りやすく、話も明晰です。少し脳科学系の難しい語彙が出てきますが、この際それを学ぶのもいいと思います。「脳波を読むヘッドセット」のステージ上でのデモンストレーションは見事。表情によって車いすをコントロールするアイデアなど、この技術を使った未来像の提示も鮮やかです。

and more!

英語学習も始まったばかりで、あまり時間をかけられていないのですが、見れば見るほど面白い素材が集まっています。「裸踊り」のDerek Sivers、世界を俯瞰する「ギャップマインド」のHans Rosling、「ブルー・セーター」のジャクリーン・ノヴォグラッツ。またの機会に、違うテーマでのTED Talks Selectionを提案したいと思います。

+ TED | Translations | Talks in 日本語
http://www.ted.com/translate/languages/jpn

+ Greatest Hits of TED Videos
http://www.fastcompany.com/magazine/148/greatest-hits-of-ted-videos.html

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