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Amazon時代の図書館利用法(川崎市中原図書館バージョン)

先々週借りたウンベルト・エーコを返すにあたり、川崎市立図書館のサイトを見ていたら、あまりにも面白い使い方に気づいてしまったので、共有のために書きます。

「検索」の活用です。

図書館といえば、棚の間を歩き回って面白そうな本を探し、小脇に抱えて閲覧スペースで読む——というのが一般的かと思います(本屋もそう)。しかし、Amazonで検索して購入、という流れが一般化した今、図書館でも「検索」を使ってお目当ての本を探すのは自然な行動ではないでしょうか。しかし、図書館の端末は旧式で使いにくいことも多く、次の人が待っていると落ちついて使いにくい状態…

そこで、自宅からアクセスできる図書館サイトの蔵書検索機能を使って、気になる本の在庫状況を一気に確認します。川崎市立図書館のサイトは、「在庫フィルター」がかけられます。すなわち、最寄り図書館名と、「在庫あり」を指定することで、検索結果に表示されるものは、これから行けばすぐ借りられる(可能性が高い)わけです。

この検索を活用するため、日々出会った「読みたい本」(中刷りで見かけた、ウェブで見かけた、読書会で紹介されていた、など)は、著者名やタイトルのキーワードを、RememberTheMilkのリストにどんどん入力していきます。図書館に行く日の前日などに、そのリストを上からなぞって検索をかけます。検索結果は、書名・著者名と、NDCコード(809.5, 335 などの整理番号。棚配置に対応。)をEvernoteに打ち込んでいきます。図書館に行ったら、そのリストを見ながら、棚を縦走していきます。

「キーワード検索」も出会いの種になります。たとえば「インタビュー」で検索すると、歴史方面のアプローチ(NDC 207)、医学系(493)、音楽・サブカルチャー関係(778)、言語系(809)、エッセイ系(910)など、棚をまたがっていろいろなところに関連書籍があることが見つかります。これは棚を巡るより、検索フックの方が探しやすい例。

現在の中原図書館は特に棚間が狭く、閲覧スペースもごく少ないため、あまり滞在時間を延ばしたくない仕様になっているのが残念ですが、その環境逆手にとって、読みたい本を一気に探していく方法で、知的好奇心はさらに満たされるかもしれません。川崎市は、予約もできます。検索の仕様や使いやすさは地域によってさまざまかもしれませんが、自宅からの蔵書検索、活用してみてはいかがでしょうか。

One Comment

  1. 赤十字の寄付の話を読んだついでに、この記事を読みました。私は練馬区の図書館システムを利用していますが、読みたい本を検索して、予約という使い方は5年以上たっていると思います。練馬区のすべての図書館の蔵書検索と予約が連動しているので、ほとんど本を買わなくても良い状況になっています。
    川崎市の仕組みは少し遅れていますね。川崎市の図書館の串刺し検索と予約して受け取り図書館の指定ができれば、この記事に書いてあるような面倒な作業は必要ないはずです。

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