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For Creative Communication

「文脈」と「愛」を共有するワールドカフェの濃度 #Backlogapp


仕事で福岡に来たので、いつもお世話になっているプロジェクト管理ツール「Backlog」のユーザー会に参加してきました。30人定員ほぼ満杯の大盛況。前半は開発会社ヌーラボからのプレゼンと、ユーザー活用事例(かなり実践的というか実利用画面そのまま!)が2本。そして後半はワールドカフェ形式のディスカッションでした。

15分×3ラウンド(他花受粉した後で元のテーブルに戻る本来の形式)で行われたワールドカフェのテーマは「今後のBacklog、あなたならどうする?」というざっくりしたもの。しかし、幸いにも我がテーブルは、ラウンド1冒頭から

「(更新通知の)メール多すぎるよね…」

というつぶやきから始まり、

「メールの件名に担当者を差し込む機能はデフォルトで欲しいよね」
「でも結局ぜんぶ俯瞰できるのはメールだから…」
「スペースをまたいでアカウント統合したいね」

等々、真面目に機能改善の議論が盛り上がりました。ラウンド2で一旦ばらばらに分かれ、ラウンド3にもとのテーブルに戻って議論を続行。ラウンド3開始時には

「ちょっと待って、忘れないうちに…」

と言って模造紙の隅に書き込みを始めるメンバーがいたり、

「『タスクセット』っていいんじゃない?」
「いいね!!」

と、しっかりアイデアが他花受粉していたりと、ワールドカフェの本領発揮的な、いい議論ができました。一度「旅に出て戻ってくる」本来の形式のワールドカフェでは、3ラウンド目の「あったまり具合」がほどよく、気持ちのいい議論ができるなと感じました。

この日集まったBacklogのユーザーは、ソフトウェア開発やウェブ制作の仕事の人が多く、参加者同士のバックグラウンドが近くて話しやすかった面はありそうです。そもそも同じツールを使い込んでいるところからの出発。会場はMac率も高く、「Growlみたいな通知が出るといいよね」というつぶやきが通じるなど(GrowlはMacの通知表示ソフト)、使っている言葉や仕事の環境が近いので、前提を省略して濃い議論ができる。ワールドカフェは、いろいろな背景の人が集まって世界観の違いを楽しむ場もありますが、濃い議論は楽しいものです。

そして、Backlogというツールと、ヌーラボという開発会社の性格。前半のユーザー事例発表では、開発陣が紹介用に用意していた、アイコン・スター・テキスト整形などのTips(便利な利用法)がことごとく織り込まれていた(笑)など、ヘビーユーザーがツールを使い込んで、それを公開・共有する文化が生まれています。ヌーラボの開発姿勢自体も、しっかりユーザーの方を向いていて、ユーザーからの要望を取り込んで、たゆまぬ機能改善を続けています。もともと「ユーザビリティの優れたプロジェクト管理ツール」という認識(評判?)ですが、今また抜本的なUI改善を計画中だとか。ユーザーからのを集め、その愛を受け止める器のある開発会社、という好循環が回っている気がしました。これからのBacklogがどのような進化を続けていくのか、ほんとうに楽しみです。

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