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[雑記]コウノトリの舞う町で暮らしたい2つの理由

4/29-5/2までの3泊4日、兵庫県豊岡市に行ってきました。
(「ふるさとプロボノ」のキックオフ合宿です。その詳しい話は、本業のブログで…)

田植えを控えた春の豊岡では、本当にコウノトリが田んぼの上を悠然と飛んでいました。
4日間滞在して、すっかり豊岡ファンになり、娘が小学校に入る前に移住する計画を練っています。

豊岡市は、一度絶滅したコウノトリを、ふたたび野生復帰させることに、市を挙げて力を尽くしてきたまちです。肉食のコウノトリが生きるためには、ドジョウやフナなどの「餌」が十分にある環境が必要です。そのために、農家は「冬期湛水(冬水田んぼ)」などの手法を使い、農薬を減らして水田に生き物を増やす。市民グループは休耕田や廃棄田をビオトープに転換して生き物を育む。その環境を利用して、子どもたちは環境教育の授業を受け、生き物調査をしたり湿地に遊びに行ったりして、自然に育まれたいのちと触れ合う。コウノトリ野生復帰を目指した、様々な試行錯誤の中で、結果的に、豊かな生物多様性が担保されています。何種類ものカエルやトンボを見分け、東京では絶滅してしまったゲンゴロウや小さな水生生物に目を向けながら、それらとともに子ども時代をやんちゃに過ごすことができたら、どれだけ健全なくらしになるでしょうか。

Dragonfly
Creative Commons License photo credit: HVargas

いま考えているのは、子どもの教育環境のことと、暮らしに「農」を取り入れることです。さすがに専業農家でやっていく覚悟はちっともありませんが、塩見直紀さんが提唱する「半農半X」で、地域に縛られずにできる物書きやウェブなどの仕事と、日々の食を自給する暮らしが両立したら、充実した暮らしが送れそうな予感がしています。

豊岡市で展開されている「コウノトリ育む農法」は、水の管理や、農薬を使わない分の雑草対策に多くの手間がかかり、現段階では兼業農家には難しいものとされています。しかし、日中の拘束時間が固定化しないワークスタイルと、有機農法の実践は、両立の可能性があるのではないかと考えています。農作業なんて本当に一からの勉強し直しですが、挑戦しがいのあるテーマです。

このような自然環境や特徴的な農法という点では、きっと国内の数多くの地域が主張をすることでしょう。東京を離れたとき、どこに拠点を置くかは、「縁」ということに尽きると思います。生まれ育った遠州袋井や静岡ももちろん選択肢ですが、「ふるさとプロボノ」の仕事を通じて、地域ブランディングに真剣に取り組む市長・副市長や市の職員さんとつながりができたことも大きかったです。目下数年は、さまざまな地域に触れながら、将来の暮らしを思い描くことが続いていきそうです。

「ふるさとプロボノ」は、NPO法人サービスグラントが展開する、地域交流型プロボノプロジェクト。現在はパイロット2件が走っているところですが、来年以降の募集については、ぜひ公式サイトをチェックしてください。

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