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子どもと楽しむ、京都カーシェアリング事情(左京区編)

2014年9月から、「タイムズカープラス」を使って、かなり快適なカーシェアリング生活を始めています。

免許取得から7年越しのペーパードライバー講習を受け、レンタカーで遠出を始めたのが去年の10月。以来、主に家から徒歩3分のトヨタレンタカーを使っていましたが、料金体系的にヴィッツしか選択肢がない(ハイブリッドは高い。。)のに飽きて、試しに使い始め、今ではほぼ毎週末半日ずつぐらい使っています。

カーシェアリングは「使い始めるまで」の敷居だけが高い気がするので、使い始め1ヶ月の模様を簡単にレポートします。

the drive

左京区周辺のステーションと混雑状況

レンタカーと異なり、カーシェアリングは「その車が空いてたら借りられる。空いてなかったら借りられない」のが特徴です。そのため、近所に「複数の借りられる場所がある」ことが、安定的にサービスを利用する前提になる。

タイムズは、公式iOSアプリの「クイック検索」を使って、時間帯指定で地図上に予約可能な車両を表示してくれるのがすごく便利。

台風接近中の10/13(月祝)の午前10時前に、「11時から3時間半」の設定で表示してみたのがこちら。白は先約あって借りられない、黄色は予約できるものです。ここから携帯サイトに飛んで即予約できます。

times_demachi

我が家は、だいたい北白川の天下一品本店のあたりにあるのですが、ここから「自転車10分圏内」に、だいたい5箇所のステーションがあります。

このうち、一番近い「北白川第2」(徒歩5分)のNISSANノートは、かなり空いている(今日は珍しく埋まっていた)。左上の「一乗寺」はほぼ予約取れない。穴場は「京阪出町柳駅東」で、4台(AQUA、FIT、Demio、Premacy)のどれかは空いていることが多い。これだけ選択肢があれば、週末レジャーはもちろん、急に足が必要になっても、大概対応できます。いつも空いてる北白川のノートも、借りるたびに座席位置がずれていたり、燃料が満タンだったり半分だったりするので、いろんな人が使っているようです。

タイムズは京都市内でも圧倒的にステーション数が多く、市バスの定額範囲と重なる北白川・一乗寺が北東部の境界になります。北大路、北山の駅周辺は密集していて、プリウスの配車もある。丸太町より中心部に行くと、数え切れないぐらいのステーションがあります。

times_maruta

四条大宮、堀川通周辺もかなり密集してます。

他社では、オリックスが松ヶ崎駅前に珍しい「インサイト」を置いています。だけどオリックスは、このあたりでは松ヶ崎と出町柳ぐらいなので、取れなさそう…。

カーシェアリングの使いどころ

最近カーシェアリングを使って行った(今後もよく行きそうな)場所ベスト2.

  1. 山越(右京区。温水プールがある。仁和寺前を通って片道30分)
  2. 大原(しば漬け買いに行った。三千院まで片道20分。駐車場500円なので注意が必要。直進すると琵琶湖方面、朽木、小浜へ抜ける)

他、右京区京北町は、栗尾峠にバイパスが通ってから行っていないけど片道1時間半ぐらい?
長時間借りてもレンタカーより安いので、パック(6時間・12時間・24時間・48時間)を使って遠出もできそうです。城陽・太陽が丘、亀岡、琵琶湖方面…。

やまごえ温水プール。穴場です。高雄のちょっと手前。

レンタカーとの料金比較

例えば、運良く出町柳のアクア(ちょっと旧式っぽいですが)が週末まるごと空いていて、13時-13時の24時間パックを使う場合。

トヨタレンタカーでは

  • ハイブリッドHV1クラス
  • チャイルドシート
  • 免責補償
  • Webクレジット決済(5%OFF)

で、税込 10,341円 + 燃料費(距離精算してくれるけど計算式を忘れた…。ハイブリッドの場合、距離料金はすごく低いです)。
これがタイムズカープラスの24時間パックでは 8,230円 + 距離料金 16円/km。距離料金は80km走ったら1,280円。月会費が1000円。

…カーシェアリングが随分安いと思っていたけど、24時間の場合距離料金考慮するとそんなに変わらないな。(タイムズは6時間までは距離料金がかからないので短時間ほど有利)

基本的には、カーシェアリングは車体のメンテ品質をぐっと落としてコストを下げている分、レンタカーよりは割安です。チャイルドシートは持ち込まないといけないけど、ジュニアシートはトランクに標準装備(無料)なので、子ども3歳以上なら基本的にはお得。9月は、4回使って8,858円也。レンタカーと比べて、外出1回あたりの時間が短くなる傾向もあります(3時間とか)。

カーシェアリング事業者を選ぶ

2014年10月現在、最新のWikiPedia「カーシェアリング」に記載のある国内事業者では、

  • タイムズ 配備数4,671箇所・8,826台、会員数約35万人
  • オリックス 配備数1,106か所・1,805台、会員数約7.8万人(2012年9月末現在) – 業界2位
  • カレコ 配備数488か所・571台、会員数約2.1万人(2013年1月現在)

と、5倍差でタイムズの圧勝。(オリックスの最新数値は見つからない…)

京都の方がまとめられた2011年の記事では、差は倍ぐらいだったので、タイムズのここ3年の伸び幅スゲーってなります。そして依然料金体系もタイムズの方がかなり安い(月会費1000円差+距離料金分が違う)。

京都市内で展開しているのは、大和リースの「D-Share」と、「アースカー」がありますが、いずれも二条と桂周辺にちょびっとステーションがあるだけ。仮に家が桂周辺だったとしても、予約の確実性から選ぶことはないでしょうね。。アースカーは後発組で、「フランチャイズ方式」で空いている自家用車をシェアに出すという形態。安いのですが、拠点がかなり増えれば候補になるかも。期待。

タイムズの圧倒的なステーション数を見てしまうと、カーシェアリングはネットワーク外部性(規模が広がるほど価値が増す性質)がめちゃくちゃ強く、一人勝ちが続くなあという印象です。競合の戦略としては、「外車特化」(配車バリエーションで選ばせる)や「EV特化」(京都市内で実証実験やってる)みたいなニッチ狙いが出てきています。タイムズも元々マツダ系なので「だいたいデミオ」とWikiPediaに書かれたりしていますが、日産もトヨタもホンダもスズキも扱っていて楽しさは十分。この業界がこれからどう変わっていくのか興味があります。

さいごに

カーシェアリングがある程度安定的に使える地域では、車を所有する理由はますますなくなると思う(TESLAなら欲しいけど…)。引っ越す時に、カーシェアリングのステーションの立地状況は、あたかも地下鉄の駅沿線を選ぶのと同じくらい、重要な検討材料になるのかもしれません。そう考えると、「車がなくても住んで便利なまち」は、鉄道・地下鉄の沿線を越えて、けっこう選択肢が広がります。ありがたいことです。

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