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年間レビュー KYOTO 2015 【飛】

実り多き2015年の年間レビュー(Annual Review)です。近況報告を兼ねて。

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冴映は4歳になりました

昨年のレビュー記事では、2015年のチャレンジポイントとして「企画力」「チーム力」「体力」という3つのキーワードを掲げました。いずれも具体的な成果が出たと感じています。

うまくいったこと(1): 企画力・チーム力

本業であるロフトワークのWebディレクション仕事では、在職4年間で最大のプロジェクト《京都産業大学》のWebサイトリニューアルを完了、11月に公開しました。

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【事例】京都産業大学の新Webサイトが公開

京産大プロジェクトはもともとPMではなく、「要件定義サポート」ぐらいの軽いアサインだったのですが、企画段階ですっかり京産大ファンになってしまい、なし崩し的に(笑)最後までフルコミットすることに。『在学生が誇りを持てるサイト』を掲げたサイトコンセプトは最後までぶれずに共有され、クライアント評価も非常に高いプロジェクトになりました。クリエイター陣はずっとお世話になっているCaramel金子さん・Realista飯田さんを中心に、多様なプロフェッショナルが集まったチーム。また、終盤戦は10人以上からなる沖縄のチームを指揮して1000ページの移行をオンスケで完了するなど、自信につながる印象的な案件でした。

もう1つ印象深いのは、《和倉温泉 加賀屋》の多言語サイト構築。

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株式会社加賀屋 外国人旅行者向け多言語Webサイト制作|実績・事例|株式会社ロフトワーク

このプロジェクトは、台北拠点 Loftwork Taiwan のリーダーTim Wongがクリエイティブディレクションを仕切る、国際連携プロジェクトのパイロット的案件でした。2014年末に現地ツアーをした後は、Skypeで英語のテレカンがぼんぼん続きましたが、特にデザインやコンテンツのディテールを詰める部分は本当に苦戦しました。なんとか走り抜いたこの経験が、ビジネス英語のスキルを飛躍的に伸ばすことにつながり、某グローバルWeb案件を受注したり、エストニアのAlariやヘルシンキのKariと話すきっかけになったりと、色々な機会をもたらしてくれました。

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Tim, Judy, Marcと旅館でガチ議論したのも良い思い出

2015年のロフトワークは、飛騨古川にFabCafe Hidaを、京都・五条富小路にはクリエイティブラウンジ MTRL KYOTO を立ち上げました。飛騨では全社員参加でリノベーションワークをする合宿に挑み(毎年合宿は苦戦するけど、今年はすごくよかった)、MTRLでは事務所の引越指揮やこけら落としイベントの主催などを担当しました。これまでの働き方から考えると随分「チームワーク」とうまく向き合うスタンスに変われたような気がします。同僚にも「人間力がついた」と評価してもらうことも多く、「人間力って後から付けれるんだ…」という驚きとともに、飛躍の「」・飛騨の飛(笑)をタイトルに掲げてみた次第。

うまくいったこと(2): 体力

仕事のハイパフォーマンスと家庭での精神安定を支えたのが、体力作りです。

今年は1月からエルスポーツ京都のホリデー会員になり、12/26までほぼ毎週欠かさず通うことができました。大学生ヒッティングパートナーのお世話になりながら定期的にスカッシュを続けられたことで、かなり頑健になり、体調が良い状態をキープできました(風邪引く回数が激減した)。

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年初の大炎上案件で修羅場を迎えた2月後半から4月上旬にかけては、ストレス軽減と眠気覚まし(笑)のため、朝晩に “7 min workout” というメソッドに基づく筋トレを実施。科学的理論とかで数年前?に話題になり、幾つかアプリが出ています。腕立て腹筋プランクスクワット、12種目をハードに続ける7分間のワークアウトが、最高で毎日×2週間続いたことがあり、筋力・持久力・免疫力のいずれも随分向上したように感じます。最近サボっていて筋力が落ちているので再開する。

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夏頃は同僚の誘いで、しばらくインドアボルダリングにも手を出しました。でもこれは「赤」(簡単な方から2番目)をやっている過程で伸び悩んですぐに飽きちゃった。あと一乗寺から五条まで片道30分ぐらいの自転車通勤も、何気に下半身強化につながっています。定期的なカイロプラクティック・整骨院の受診も、出費はそれなりにありますがパフォーマンス維持には欠かせない投資です。

うまくいったこと(3): 失敗から学ぶということ

今年は様々な成功体験を得たと同時に、一生忘れないであろう大失敗案件(大阪方面の某大学案件)を経験しています。このプロジェクトでは様々な作業ミス・誤判断・コミュニケーション不全が重なって、2月中旬から4月頭まで「毎日4時半起きでも仕事が終わらなくて2時台に目が覚める、朝寒いから筋トレで暖を取る」みたいな日々が続き、すさまじいストレスの中でなんとか公開にこぎ着ける… という日々を味わいました。このプロジェクトの振り返り記録は、いつも持ち歩くファイルに入れていて、ごく基本的なPMとしての所作や、人との向き合い方・考え方の軌道修正など、時折読み返しては「臥薪嘗胆」してます。

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KPTの”Try”だけでこのくらい

この「痛み」を克服する方法をPMBOKに求め、4月末にはPMI認定 Project Management Professional (PMP)を受験し、一発合格で取得。PMBOKのセオリーに基づくさまざまな考え方(特に頻出領域でもあるスコープ管理、変更管理、リスクマネジメント)は、まさに「いま・ここ」の仕事に役立つものばかりで、多くの気づきを得られました。他にも、3月完了のはずが延々終わらない案件とか、公開延期の判断以降ガンガン仕様変更が入ってくる案件とか、諸々苦労しつつも、総じて自身の「PM力」及び「レジリエンス」の底上げができた1年だったように思います。

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うまくいかなかったこと: もっと勉強したい

今年は本業の負荷が高い時期が続いたこともあり、ゆっくりインプットをする時間がなかなか取れず、特に最新のWebデザイントレンド&テクノロジートレンドに関する引き出しがなかなか増えなかったのが反省点です。社内では同い年のAki Kawanaが “Trendscraping” と称して様々なトレンドワードを拾ってシェアしてくれていて、勉強にはなるんだが「元ソース」に当たる量を増やさないと、という焦りも。秋ごろこのブログを少しリニューアルしてさらに発信がしやすくなったので、いろいろ研究をしてアウトプットすることを、来年はさらに増やしていきたいと思います。

ちなみに今年書いた勉強系の(長い)記事はこの5本。大変でしたがこのくらいじっくり書くとアウトプットした感があります(しかもSEOにもそこそこ強い)。

2016年の目標と集中

2016年のテーマは “Leadership for MAKERS” 。

このフレーズは12/8に友人Nahoを迎えて開催した、MTRL KYOTO最初のイベントの名称。広義の “MAKERS” という言葉には、さまざまなクリエイター・製造業をはじめとする事業者としてのクライアント・多様なプロジェクトの企画を進める公私の仲間を意識していて、多様な人間関係の中で「動かす」ことに貢献することを目指します。

ひとつ大きなチャレンジとしては、『Webプロジェクトマネジメント標準「OPEN “VERSION UP” PROJECT」』があります。

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この企画は、ロフトワークが書籍『Webプロジェクトマネジメント標準』(通称、紫本)を全文無償公開したことをきっかけに、様々なWeb PMの知見を結集してバージョンアップを図るというもの。私は企画のコアメンバーでもあり、京都拠点・関西エリアの「言い出しっぺ」でもあります。1月中旬に予定している「第0回」会合を皮切りに、地域を問わないプロフェッショナルPMをつなげ、交流し、知識を形にしていくことに挑戦したいと思います。

もちろん、本業で今走っている大型のプロジェクト2本をきっちり納めることや、娘がついに年長さんになり卒園・就学を控えていることなど、考えることはいっぱいあります。2016年もロフトワークの人らしい、オープンでクリエイティブなスタンスで走り抜いていく所存です。

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