気候変動を学ぶなら、東大社会基盤 [blog action day 2009によせて]



Blog Action Day 2009のテーマ “気候変動” ということで、
たまには母校ネタの思い出話でも。

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歴史ある東大工学部・土木工学科が改称してできた社会基盤学科は、
意外に、地球環境問題や貧困・開発の問題に
ストレートにアプローチできる講義や研究が多数あります。
国際プロジェクト研究室は、特にグローバル・イシューへのアプローチに特化しています。

水文学専攻、Think the Earth「みずのがっこう」校長、沖大幹教授。
河川工学専攻、2007年ノーベル平和賞のIPCCメンバー、小池俊雄教授。

「水」系の名物教授であるふたりの研究室は、
その実、数学とコンピュータを駆使した、コテコテのシミュレーション系論文で
ゼミ同期はとても大変そうだったのですが、
川、雲、雪、その循環のしくみを学び、体系化し、動かしてみる中で、
気候変動の構造に肉薄できます。

すこし気候変動と離れますが、Renewable Energyの分野では
飯田哲也先生との共同授業もしていた、風工学専攻・洋上風力発電研究の石原孟教授。
ODA・開発学分野では、もう定年だけど、新領域の吉田恒昭教授。
シラバスを眺めて時間割を組むのが楽しくて仕方なかった記憶があります。

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社会基盤が、地球環境を学ぶのに、なぜ良いアプローチなのか。
それは社会基盤工学(Civil Engineering)が、自然と人間との共生技術(Art of coexistence)
であるからだと思います。

ゼネコン全盛、重厚長大な時代は、いかに経済的成長を追求するインフラたるかを追求した
社会基盤がいま、いかに持続可能な仕組みを作るかに試行錯誤している。
工学という武器を手に、前線に立つことは、とてもスリリング。
(と、構造力学を履修せずに卒業しちゃった文三出身のわたしが言いますが…)

サステナビリティを学問から見るとき、
東大社会基盤は、明確に、ひとつの発信源であり続けるのではないかと思っています。

http://www.civil.t.u-tokyo.ac.jp/index.html

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ps. 久々に専攻のサイトを見たら、社会資本経済学・上田孝之教授の訃報が出ていてびっくり。
ものすごく切れ味の鋭い、強くて優しい先生だっただけに、残念…

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