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嶋野百恵の新譜 “free soul moe”を聴く
Posted by irritantis in Articles on 2009/08/08
1998年のデビュー当時から大好きで、
自分の音楽史の根っこを占めているMOETこと嶋野百恵の
新作コンピレーションアルバム
“free soul moe / Mellow Lovers’ Twilight Amour” が
今週水曜8/5に発売になっています。
曲目は
1. 恋は流星(吉田美奈子カヴァー)
2. baby baby, Service(大沢伸一remix)
3. ためらいの糸 remix
4. キイドア(RIPSLYMEのDJ.FUMIYAプロデュース)
5. 最後の蜜(知らない曲…MOET meets Blueyから)
6. Hot Glamour(Incognito remix)
7. BlackEye
8. Jr. Butterfly(TinyVoice = 今井了介remix)
9. レイトショウ(Jr.Butterflyのc/w、最近お気に入り)
10. 沈黙と赤いあげは
11. Violet Nude
12. Hot Glamour(Mr.Drunk = Mummy-D remix)
13. amour after affair
14. Next Lounge (D.O.I Remix、アナログ版を持ってる)
15. ヒカリ
計79分58秒。寝苦しい夏の夜にぴったりのセレクションです。
音楽を言葉で表現するのは難しくて、
素晴らしくクール&スムースなリミックスからの中盤は、クワイエット・ストーム〜メロウ・ジャム的なしっとりと柔らかな情感に包まれるドリーミーな展開。
(編集した橋本徹氏@カフェ・アプレミディによる)
とかになってしまうんですが、
ま、いろんな感じ方があってよいのだと思う。
ちなみに、ちょうどオリジナルの嶋野百恵ベスト盤をCDに焼こうと思っていたところ。
彼女には、abstruct careerという公式ベスト盤、
guest re-controlというリミックス&カップリング曲によるベスト盤、
そしてこのfree soul moeがあって、編集され尽くした感もありつつ…
ちなみに、自作版のプレイ・リストはこちら。タイトルは “Another Roots”
1. 朝
2. baby baby, Service
3. Violet Nude
4. 45℃
5. Cream feat. Mahya
6. Next Lounge -Original Full Length-
7. 狂おしく あなたに…
8. Lesson Vs. Mummy-D
9. たそがれマイ・ラブ
10. Second House
11. レイトショウ
12. 眠れぬ月
13. 快楽の憂鬱
14. Roots feat. Kick the Can Crew & INNOCENT
あと、iTunesで配信が始まった
tobacco candyの”Freeze! TC”とかも差し込めばよかった。
iTunesやMySpace、多少Youtube/ニコ動でも聴けます。
ちょっとずつ、広まっていきますように。
Perfume「⊿」を聴きながらAll About
Posted by irritantis in Articles on 2009/07/09
Perfumeの新作「⊿」(トライアングル)が昨日Amazonより到着!
ということで、聴きながら歌詞を探していたら、
All Aboutの良記事に巡り合ったのでご紹介。
「テクノポップ」カテゴリ、音楽評論家・四方宏明氏のPerfume論。
ちょっと歌詞を探していただけなのに、
12ページに及ぶ、なんちゃって対談形式の内容の濃さにびっくり。
Dream Fighterリリースにあたって書かれた
『Perfume対談〜Dream Fighterは応援歌?』では、
過去の楽曲、cupsuleやSPEEDなどの関連アーティストの作品に触れながら
構成、音、演出の細かいところまで、丁寧に描いています。
最新記事、代々木のライブレポートでも、
舞台装置から来場者のコスプレに至るまで、実に細かい観察の上に
文章を書かれていることが伺えました。
この方、別に一人で描いているのですが、
博士、先生、助手/研究生、といった3人語りの文体にしていて、
それぞれ視点を変える(特に助手は超深読みキャラ)ことで
突っ込んだ書き方をしても、読んでいて重たくなりません。
* * *
ライナーノーツ、あるいはbounceやHMV冊子に登場する
音楽やアーティストに関する文章は、
耳で楽しむ音楽を、言葉でも楽しむ方法を提供する素敵な装置。
四方さんが紹介するアーティストには、お気に入りもすごく多くて、
ここから世界が広がっていきます。
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聴きたくなる本:上原ひろみ・宇多田ヒカル
Posted by irritantis in 本 on 2009/05/11
神舘和典の『上原ひろみ サマーレインの彼方』を風呂で読んだ後は、
いつぞや取り込んであった彼女のアルバムをiPodに放り込んで、
そればかり聴いていた。
宇多田ヒカルの『点―ten―』 、なかでも松浦靖恵の編集した
10年間のインタビューサマリーを、実家に向かう電車の中で読んだ後は、
ちょうど全部入りのMacBookProを置いてきていて、
丸2日ぐらい焦らされたあと、買ったばかりのオーディオにiPodをつないで
しばらくやっぱり宇多田ヒカルばかり聴いた。
音楽の本は、「聴く」を触発するメディアである。
ちょうど、ライブのあと、今まであまり聴いていなかった、
ライブのセットリストにある曲を繰り返し聴いてしまうように、
本で言及される曲には、聴き入るだけの理由が存在している。
たとえば、上原ひろみの”Green Tea Farm”は、
「故郷浜松の風景を描いた曲」(茶畑、って北の方なのかな)ということ、
これがアクトシティ大ホールのクライマックスで弾かれたこと、
矢野顕子のボーカルを意識して書かれたインスト曲であること、
こんなことを知っているだけで、耳から浮かぶイメージは
はるかに鮮明になってくる。
宇多田ヒカルの21枚のシングルを、
ひとつのソングリストにまとめて流していると、
1998年から2008年まで、彼女が生きてきた10年と、
読み手・聴き手自らが過ごした10年が交錯しながら立ち上がってくる。
(ZIP-FMでAutomaticに惚れ込んだのが、中学2年のとき。
ちょうどその頃から、MDを介したラジオとJ-POPへの傾倒が始まったのだ)
音楽とアーティストにかかわるちいさな文章は、
HMVの無料冊子や、タワレコのBounce、
Web上では「ナタリー 」の特集記事やBARKSなど、
いろいろなところで出会える。
図書館の「音楽」の棚に行けば、クラシックからジャズ、ポップスに至るまで
さまざまな分野の人や音に出会えるだろう。
いい音楽には、いい文がつきもの。
また、いい文に引き立てられて、いい音楽はその魅力を深めていくのだと思う。




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